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お知らせ・ブログ

10月看護師からの豆知識(感染症について)

2021.10.16【ブログ】藤島会グループ

こんにちは。藤島園の看護師です。

朝晩めっきり寒くなり、日中の暑さとの寒暖差が激しく体調を崩しやすい時期ではないでしょうか。体を冷やさないようご注意ください。

今回は感染症についてお話させていただきます。感染症といえば、現在は頭に浮かぶのは、新型コロナウイルス感染症ですね。しかし、感染症で気を付けなければいけないものは、他にも沢山あります。そこで、これからの季節でかかりやすい感染症をいくつかお伝えします。

〇インフルエンザ:症状としては高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、せき、のどの痛み、鼻水などがあります。インフルエンザは、感染している人のせきやくしゃみ、会話の時に空気中に拡散されたウイルスを、鼻や口から吸いこんでしまうことで感染します。高齢者で感染してしまうと、重症化しやすいとも言われています。ワクチンを勧められるかと思いますので、ワクチンの接種も検討してみると良いと思います。

〇ノロウイルス:症状としては体内にウイルスが入ってから、24~48時間に激しい嘔吐や下痢が発生します。ときには、発熱、頭痛、筋肉痛も伴います。まれに、120回以上の下痢症状を起こし、脱水症になる事もあるため、受診はしましょう。症状は、13日ほどで治まることが多いです。ノロウイルスも人から人への感染が多く見られています。

〇かぜ:かぜは、鼻・副鼻腔、のどの粘膜に起こるウイルス感染症です。症状としては初期にのどのいがらっぽさや、痛み、または鼻の不快感が生じることが多く、続いてくしゃみや鼻水、せき、全身のだるさが生じます。その症状で、周りの人が飛沫を吸い込み感染が広がってきます。

今回は3つの感染症についてご説明させて頂きましたが、共通して行うと良いことは・・

     手洗い ②うがい ③手指消毒 ④マスクの着用です。

あとは、しっかり栄養を摂取してゆっくり休息して寒い冬を乗り越えましょう。