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8月豆知識

2021.08.16【ブログ】藤島園

こんにちは。藤島園看護師です。

先日は、大雨で福井県内も心配になりました。しかし、大きな被害もなく穏やかな天気に戻り、一安心しています。しかし、夏の暑さはまだまだ続きますので、色々な事に気を付けなければなりません。

そこで今回は、食中毒についてお話させていただきます。

コロナウイルス感染症で、テイクアウトを活用される機会が増えてきたのではないでしょうか?とても、便利です。主婦にとっては強い味方でもありますし、時々ならば、他の方が作ったご飯を食べるのも楽しいと思います。なので、テイクアウトされた場合は、なるべく早く召し上がるよう心がけてください。しかし食中毒は、毎日食べているご家庭の食事でも発生することもあります。軽く済めば良いのですが、時には重症化する場合もありますので、ご家庭での調理の際や、保管する場合には十分に注意する必要があります。

食中毒予防の3原則は、食中毒菌を「付けない・増やさない・やっつける」です。

〇お肉はよく焼いて食べましょう:牛や豚などは、解体処理される過程で腸内にいる腸管出血性大腸菌やサルモネラのような病原性の細菌がお肉や内臓に付着したり、E型肝炎ウイルスなどの人に害を与えるウイルスや寄生虫に感染している場合もあります。

〇加熱加工用の二枚貝はよく加熱して食べましょう:加熱調理用の二枚貝については、内部にまで食中毒の原因となるA型肝炎ウイルスやノロウイルスが存在する恐れがあるため、中心部まで、十分に加熱する必要があります。特に冷凍や殻付きの二枚貝については可食部の過熱が不十分となりやすいので注意しましょう。

これから、ご家庭でBBQなど楽しいイベントを計画されておられる方もおられると思います。食中毒に気を付けながら、コロナウイルス感染症にも気を付けながら、もうしばらく暑い夏を楽しみましょう。夏のお疲れが出ませぬようご自愛ください。