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お知らせ・ブログ

9月看護師からの豆知識(目の疲れについて)

2023.09.12【ブログ】藤島会グループ

こんにちは。藤島園看護師です(^^

朝晩少しは過ごしやすくなってきた感じはありますが、日中はまだまだ暑さが残っていますので体調崩さないようご自身のお体を労わってあげていただきたいです。

今回は、『眼精疲労』についてお話をさせて頂きます。最近、細かい物が見えにくくなった、目がかすむなど、目に不調を感じることはありませんか?目の疲れはそのままにしておくと全身的に影響も出てくる可能性がありますので、日々のケアや疲れ目の回復を心掛けていきましょう。ただ、目の疲れと眼精疲労は少し違いがあるのでご説明します。

単なる目の疲れは1~2日眠れば回復する事が多いですが、休んでも回復せず慢性的に続く疲れを眼精疲労と言い、単なる目の疲れとは少し違いはあります。眼精疲労は疲れ目が更に進行した状態で、症状も重くなります。では、ご自身が眼精疲労なのかセルフチェックをしてみましょう。

〈目の症状〉

□目が重い □目がしょぼしょぼする □目が疲れる □目が痛む □目がぼやける

□目がかすむ □目が充血する □目がかわく

〈目以外の症状〉

□肩こり □頭痛 □疲労感 □吐き気 □集中力の低下 □胃腸の不調

このような症状にチェックされたら、眼精疲労の可能性があります。

眼精疲労の原因としては①目の使い過ぎ②目を使う時の環境③ストレス④眼鏡やコンタクトが合っていないなどがあげられます。

直ぐに出来る目の疲労対策としては①休息をとる:細かい作業をする時やテレビ、パソコン、携帯などを長く見る時には、1時間に1回5~10分程度の休憩時間を挟みましょう。②睡眠:眠っている間は目もリラックスしますので、最低でも6~7時間の睡眠時間を設けましょう。③目の運動:眼球を動かす運動で目の周りの筋肉をほぐして、目をリラックスさせましょう。④作業環境を整える:加湿器を置いたりエアコンが目に直接当たる事は避け目の乾燥を防ぎます。部屋の照明は明る過ぎず暗過ぎずで調節しましょう。⑤コンタクトレンズを確認:コンタクトレンズは遠くを見るのに適したレンズではありますが、近くを見る時間が長くなると眼精疲労に繋がる事もありますので、医師とも相談し使い方や種類などの工夫は必要となってきます。

目が疲れた、目が痛い、目に違和感がある等といったことは、日常で誰しも経験あると思います。ほとんどの方は、目を休ませたり時間が経つと治まったりしてあまり問題視しない事が多いと思います。しかし、頑固に目の症状が残り不快な様子が続く場合には、目だけではなく体調に悪影響を及ぼすこともありますので、ご自身だけで判断するのではなく、受診し医師に相談してみましょう。

まだ日差しが強い季節でありますので、日差しからも目を守ってあげてください。

夏のお疲れが出やすい時期ですので、どうかくれぐれもご自愛ください。(*’ω’*)