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12月看護師からの豆知識(カフェインについて)

2021.12.03【ブログ】藤島会グループ

こんにちは。藤島園看護師です。

ずいぶん冷え込みも強くなり、お風邪など召されてはいないでしょうか。

風邪予防のためにも水分を摂取することを心掛けたり、こたつに入り温かい飲み物で冷えた体を温めたりと、寒い福井の冬を乗り越えようと何かしら工夫をされていると思います。

そんな中、普段飲まれている飲み物の中に含まれているカフェインについてお話させて頂きます。カフェインはよく耳にする言葉だとは思いますが、どのような飲み物に入っているかと言いますと、コーヒー、お茶(緑茶・ほうじ茶・玄米茶等)、炭酸飲料、エナジードリンク、ココア等で、薬にもカフェインが含まれているものもあります。カフェインには、運動中の疲労感を軽減させ、長時間の運動が続けられる事や、集中力を高める効果もあります。

しかし、カフェインを摂取し過ぎると、めまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠が起こる可能性も高くなりますし、高血圧リスクも高くなる可能性があります。日本では、カフェインの食品添加物としての使用量や、1日当たりの摂取許容量の基準はありません。

欧州食品安全機関が健康な人が摂取しても安全とみなしたカフェイン量を示しておりますので、参考までに載せておきます。体重40㎏の人ならば1日228gまで、体重60㎏の人ならば1342gまで、体重80㎏の人ならば1456gまでとなっています。

と言われても、今まで美味しく飲んでおられた飲み物や食べ物、薬を全部やめることは出来ませんね。それぞれの楽しみもありますし、必要な薬もあるとは思いますので、例えば毎日3杯飲んでいた緑茶の1杯を麦茶に変えてみるとか、寝る前のリラックスタイムに美味しいコーヒーを飲んでいる所をデカフェに変えてみるとか、工夫をすると今まで摂取していたカフェインを減らすことが出来るかもしれません。

カフェインの摂取を減らす、またはやめる事でのメリットは、食後の消化促進・脂肪、コレステロールの吸収を抑えてくれる・HDLコレステロールを増やす働きがある・ダイエット効果・美肌効果等、他にも沢山のメリットがあります。

私もつい最近からですが、カフェインの摂取を少しでも減らすよう気にするようになり、夜間もぐっすり眠れて朝の目覚めも良くなっています。カフェインの摂取は常習性がありますので、少しでも減らせると良いですね。

福井県には美味しいものがたくさんありますので、常習性ではなく色々なものを味わってみましょう。美味しいものがあったら是非教えていただきたいです♥♥♥